伝統的な日本家屋の様式や工法を随所に取り入れた東濃ひのき五寸柱の家
岐阜県関市 N邸
敷地面積:809.88㎡ 延べ床面積:186.12㎡
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8寸大黒柱,
いぶし瓦,
五寸柱,
吹き抜け,
土壁,
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東濃ひのき,
漆喰,
縁側,
通り土間,
風切り丸
構造も見た目も本格日本家屋と呼ぶにふさわしい邸宅です。壁は竹を編み、土で固める昔ながらの土壁です。湿気を調整し、空気をきれいに保ちます。屋根は経年変化が美しく強度に優れたいぶし瓦を使い、飛散防止の役目と意匠性を備えた風切り丸を造りました。
1mほどある軒の出と深いけらばが、見た目の印象に奥深さを与え、重厚感のある外観に仕上がっています。
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深い軒とけらばが印象的な外観。
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夏の強い日差しを遮り、冬の低い日差しを取り入れるけらば。本格日本家屋には、見た目の上でも欠かせません。
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玄関、縁側、和室。広がりのある空間が、訪れる方にゆったり落ち着いた印象を与えます。
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小上がり和室、手前角の大黒柱は8寸角(約24cm)。
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手前がダイニングキッチン、奥がリビング。小上がり和室は、リビングとダイニング、どちらからも兼用で使えます。
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縁側とつながる和室。ソトとの“間”が感じられます
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縁側と、障子を閉めた和室。
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和室側は障子、玄関側は格子でつくられた引き戸(職人による手づくり)。夏は障子を外し、風を通します。
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キッチンとダイニングに隣接した何かと便利な通り土間。
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木が香るロフト。あらわしの梁や上り垂木は、五寸柱と相まって迫力があります。
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赤枠で囲った瓦が風切り丸。よく見ないと違いが分かりにくいのですが、ぱっと見の印象にも深みを与えています。